こどもの詩

2008年5月 6日 (火)

2008.4.1 「こどもの詩」から13年

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    かさ
          大坂日向子 (5歳)
      (お店やさんごっこをしていて)
   これ(かさ)は
   あめのおとが
   よくきこえる きかいです

 言葉がありません。
 宮沢賢治がそばに居るような幻想をおぼえます。いえ、5歳の娘なのです。

 読売新聞の切抜きを引き出しに、12年。たからものです。
 これをつくったお嬢さん。もう17歳なんですね。お元気でしょうか。
                 *

 これは私のホームページ http://www.kohcraft.com の「思うまま」に昨年2007年6月24日に載せた詩です。その作者 大坂日向子さんから今年3月29日、なんとメールがきました!

 私のホームページを見つけて、驚き、不思議な気持とともに、とても感動されたそうです。日向子さんはこの春地元仙台の高校を卒業して、大学に進学、将来歯科医を目指して夢いっぱいです。元気でよかった。

 私がこのメールを見つけたときのこと、喜びが湧き上がるとはこのことです。家内にもすぐに声をかけ、家中で「大騒ぎ」でした。不思議な喜びと幸福感につつまれました。

 93歳になる父にメールを見せたところ、良い文章だ、と頬を紅潮させていました。友人の Iさんにはご夫婦で喜んでいただきました。とくに奥様が、この「かさ」の詩をとても気に入ってくださったとか。嬉しいです。

 13年前の5歳のこども、日向子さんの詩(つぶやき?)が、今でもこんなに元気をふりまいてくれています。

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