マイ箸づくり
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一党独裁の国の限りない暴走に日本中が手を焼いている。民主主義が成長していないために今後どういうふうに展開していくかはなかなか予測が難しい。極論すれば、子供が札束と武器を持ったようなもので、周囲の大人にはたいへんな迷惑で負担だ。かといって無視するわけにもいかない。
当面の対策のひとつとしては、彼の国の迷惑を被っている国との緊密な連携と共同行動を急速に整えておく必要がある。外交努力だ。
もう一つ。日本を動かすエリート層の再構築が欠かせない。とくに歴史・思想・哲学について深く幅広く徹底的に教育すること。広い視野をもって、国のために命がけでことにあたるという深い精神性を秘めた若者を育てることだ。私学がこの役割を担ってくれることを期待したい。
戦後65年間の空白を埋めるには大変だ。穏やかな日本文化を維持し育てていくために、今こそ本気にならなければ日本が消えていきそうな気がする。
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検察の暴走に対して裁判所から厳しい歯止めがかかったという最近のニュース。信望があり、女性の官僚として輝いていたひとが危うく罪に落とされるところだった。
気になるのは最近の国の超エリートがどれだけ自分の権力の大きさを認識しているかということだ。IQが高いだけで、失敗も挫折も知らず、皆からちやほやされて、あたかも自分が特別な存在であるかのような勘違いをしていないか。「権力」を国家国民のために常に謙虚に使えばよし、そうでなければ使われる方はたまったものじゃない。
国のエリートに限らず、「権力者」は自分がその権力の差配者であることをいつの間にか忘れがち。もしくはもともと自覚していないのではないか。オット親父もそうか。アブナイ、アブナイ。
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北信旅行の途中、Keさんが北信に持っているというという噂の窯を訪ねました(8月22日)。長坂から小布施に向かって東側、里山をだいぶ登って町を見下ろすところの山腹にある。窯はおよそ間口2m奥行6mくらいで、これが煙突とともに2基あります。隣接して12畳と8畳くらいの立派な小屋があって、寝泊りしながら火の番ができるようになっています。
ここ10年近くほとんど使われていないようで、だいぶ荒れていましたが、その窯からは凄まじいエネルギーが発せられていると訪問者の共通の声でした。
制作はほぼ彼一人で大量の耐火レンガを一つ一つ組み上げて、煙突とともにガッシリ組み上げたもの。窯の内部を見ても緻密に組み上げられている様子がしっかりと見られた。また美しかった。
そもそもこの窯は彼が20代から30代にかけて、横浜からここまで片道5-6時間かけて、月に数回車を運転して駆けつけ、ほぼ一人で作ったとか。来るときは胸をワクワクさせながら運転していたと。若いからできた、と彼は謙遜するが、それだけでない尋常でない情熱と能力・ロマンを感じた。
ところでKeさんのここ数年間の独自の作品が私には見えてこない。ここでみたKeさんの情熱との整合性がとれなくて妙におもく気にしながら窯を後にした。
続いて、小布施では北斎館を見学し、北斎を招いて長く支援した豪農商の高井鴻山の旧宅を見学した。鴻山は北斎を師と仰いで尊敬し、折り目ある交流が続いたという。
Keさんの作品を見たいとおもう。
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木工家で工業デザイナーの福山成海先生が9月2日亡くなった。ショックがとても大きい。
24-25年くらい前、モノづくりの集まり(1100人の会や木工塾)でのこと。成海さんは当時もう一流で皆のお世話をされていた。素晴らしい技術才能があるにもかかわらず、決して偉そうにふるまわない。木に興味をもって間もない青二才の私にも、分け隔てなく、優しい笑顔で丁寧に語ってくださった。
その後も折りにふれ、助言をいただいた。私も含めて、どれだけ大勢の人が育てられたことか。
昨年2009年の開国博Y150には出展・ご協力いただいたが、変わらぬ優しさとにじみ出る強さに感動した。厳しい工程と準備は大変だったが、成海さんと話しているだけで、私は気持ちが軽くなり、そしてアイデアが湧いてきて、元気になった。本物の人物とはこういう人のことをいうのだと思う。 祈ご冥福。
福山工房主宰。故秋岡芳夫氏の木工塾の流れをくむ「しぶや木工塾」の指導者。朝日カルチャーの指物の講師。様々な著作やエッセーなど多数。72歳。
福山工房 http://chiba.cool.ne.jp/fukuyamakoubou/
葬儀は9月6日(月)12時20分-14時 日本キリスト教団 西千葉教会 (JR西千葉駅下車 北口から右に100m) Tel 043-251-6016
千葉市中央区松波2-7-3 http://church.jp/nishichiba/
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テレビ・NHK日曜美術館で見た陶芸家ハンス・コパーにすっかり惹きこまれてしまって、展覧会に行ってきました。
20世紀のイギリス陶芸界で活躍した最も独創的な作家の一人という評価をうけているとか。型破りなデザインで、「縄文」を思わせました。
コパーは古代エジプトの卵にかかわる作品に刺激されたようですが、私には彼のユダヤ系という出自と才能がイギリスで目を覚まし、中東からヨーロッパにかかわるような古代の壮大な世界が彼をして表現させたのではないかと感じました。感動のひとときでした。
NHK 日曜美術館
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0822/index.html
ハンス・コパー展 (汐留) 9月5日(日)までです。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/10/100626/
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