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2009年1月

2009年1月 9日 (金)

竜巻

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 12月5日(金)、ひとが滅多に体験できないような体験をしました。それは竜巻です。

 急にパラパラ雨が降り出してきたので工房に入る前に手を洗おうと(外の)洗面所に入った。ところがわずか数秒のうちに、そとは豪雨となり、風も猛烈に吹き出してきた。5メートル離れた工房建屋に走りこめない。それどころか風雨の勢いは増して、轟音を轟かしてきた。たまらずに私はトイレの中に避難した。扉のわずかな隙間から見た外は、雨のしぶきで真っ白になり、映画の大雨のシーンを更に激しくしたような風景。ゴ-ゴーという音は不気味だった。
 この間1分くらいだっただろうか、徐々に収まっていった。異様な経験で、しばらく呆然としていた。テレビのニュースでも放送されたようだが、竜巻と知ったのは翌日だった。

 家が半壊したり、屋根が飛んだり、杉の木が倒れたりしたりと大きな被害を近所の人から聞いた。
 特にSさんから直接聞いた畑の被害はひどかった。セミプロ農業のSさんのその畑は工房の隣の谷戸にあり、工房から100-200mくらい離れている。翌日Sさんが来てみると、外壁がコンクリート板製の重い作業小屋が5メートルくらい離れている、屋根は更に離れたところにとんでいた。植えていたネギや白菜は消えていて、周囲数十メートルにわたり散乱していた。これは吸い取り、吹き上げられたことが明白で、ただの大風なら横倒しになるはずなのに。近所の家の屋根瓦が畑の中に散乱していた。瓦が空を舞う風景を想像したとき、そこにいなくて良かった、と胸をなでおろしたとのこと。いちばん激しい被害は幅50メートルくらいと話していられた。
 近所の家は家ごと移動したり、ドラム缶大の重量の工作物が屋根から突き刺さっていたそうだ。家人は外出していて被害は無かったそうだが。

 東京管区気象台/横浜気象台から翌日速報が出されていた。「断続的ではあるが長さ約1.2km、幅約200mの帯状の範囲内」とのこと。Sさんの畑は竜巻の通り道だったよう。 http://www.tokyo-jma.go.jp/sub_index/bosai/disaster/20081205yokohama/20081205yokohama.html

 写真は 舞岡八幡宮の境内の杉の木。ねじり、引きちぎられたような折れ方が伺われる。

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2009年1月 5日 (月)

電気ブランをご存知ですか

Cimg7034_1 先日、電気ブランを一本おみやげにしたのは良いのだが、父は大事にして飲もうとしない。なぜかというと死んだ弟との思い出があるからだ。

 小さな町工場を経営していた弟、つまり私の叔父と父は互いの中間点の浅草でときどき飲んでいたらしい。神谷バーで電気ブランを飲み、木馬館で芝居を見て、互いに励まし、東武の浅草駅で別れるというのがパターンとなっていたそうだ。
 叔父は経営に大変苦労して20年前に他界した。それだけに電気ブランは大切な思い出の一品。気軽に飲めないのもわかる。

 今日、もう一本持っていって久々に栓を開けて一緒に飲んだ。94歳の父はとても喜んでいた。
 リキュール系の意外と癖が無くて爽やかな味だった。水割り、ロックにするのが軽くて良い。もっと薬草の風味があると思っていたが、これは先入感。昔、戦前、モダンボーイが飲んだというのもわかる様な気がする。次回は神谷バーに行って飲んでみたいと思う。 http://www.kamiya-bar.com/ 

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