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政治家がよく使っている「国民の目線で」という言葉が気になる。なにか本質を外していないか。国民におもねていないか。
優れた世界観と専門分野をもち、高い視点から未来を見据えれば、国民に厳しいことを言って摩擦がおきても不思議でない。極論すれば庶民感覚など問題でない。その上で、国民(やマスコミ)がどんなに反対しようが嫌われようが、自分の「信念」をくりかえし訴えかければよい。
問題は国民の多くがこういう政治家を「見抜き・理解する能力」をもちあわせているかどうか。育てているかどうか。つぶしていないか。国民の能力が試される。
2008年8月 9日 (土) 社会 | 固定リンク Tweet
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